2008年5月15日木曜日

絶対的な価値観

昔、高校時代のクラスメートから10年ぶりくらいに電話があり埼玉県川越市に呼び出され軽食をした後に連れ込まれた建物の中で彼は「絶対的な価値観って何かわかる?」って聞いてきた。今ではもうあまり聞く事の無い「幸福の科学」の信者だったのです、彼は。

当時は「価値観は個人によって違うもので押付けられるものじゃ無い!」と思っていたし、「宗教なんて皆、心の弱い人の隠れ蓑」だと馬鹿にしていたので、彼の話は一通り聞いたが入信しなかった。

今でも私は無宗教でご先祖様の供養をしっかりやっていれば良いと思っている。この世の中、いやっ、宇宙全体に神など存在しないと思っている。そのくせ神話とかは大好き。

神話を読んでいると神様って人間と同じかそれ以上に残酷で愚かだったりする。人間は神様の亜種なのか?それとも人間がより所として神と言う存在を祭り上げたのか?どっちだろう。私って、本当は神の存在を信じているのかも知れない。

いやっ、神様でなく、大いなるものの存在は信じている。断じて神話に出てくる様な人間臭い神様でなく、無感情の空気みたいな、そう、原子を作った親原子みたいな全ての誕生を司る宇宙想像の源みたいな存在の事。絶対的な価値観ってきっと「大いなるもの」の意思であって、自然の摂理に逆らわず流される事なんじゃないかなと思う。

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