2008年5月3日土曜日

聖闘士星矢と天空戦記シュラト

聖闘士星矢と天空戦記シュラトとても良く似ているというのは周知の事実。聖闘士星矢を真似したのが天空戦記シュラトである。

私は両方好きだが強いていうならば天空戦記シュラトの方が好きかも知れない。理由は「わかり易い」事とメッセージがブレていない所。

最終的にシュラトが創造神ブラフマーのシャクティーを付けて破壊神シバを倒すのだが、そこで終わりにしていない所が私は好きだ。光のソーマで溢れている筈の天上界の草や木や水の中に、破壊神シバをも遥かに圧倒するほどの黒のソーマが内在していた事実。それを真正面からその身に受けて取り込まれてしまうシュラト。正気を取り戻して光と影が一対である事を悟るシュラトに惹かれる私だった。

そう言えば全く関係ないけど『ブレイブストーリー』の中のワタルも自身の影と闘う羽目になり影を認め抱きしめてあげることで2つの心を受け止めていたなぁ。好きなシーンです。

世の中は善悪で計られてしまう事ばかり。

でも、漢字で書けば、
『善』は口先だけの良い子のふりで、
『悪』は心を持った暴れん坊、
の様なイメージを受ける。どちらが良い悪いではなく、私は悪の方が好きだ。

以前の記事の弱肉強食でも書いた様に「善悪」など人が集団生活をする上で都合の良い言葉として使われているだけの物で、人や人の行動の結果を2極論で片付けようとする事自体がナンセンス。

人はそんなに単純じゃないから。

と、ここまで書いて、何故?聖闘士星矢よりも天空戦記シュラトが好きなのかがハッキリわかった。

聖闘士星矢は善悪がベースで常に、ブロンズ聖闘士側が『善』で、敵対する方が『悪』に徹底している構成だからだ!

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